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子供の誕生日を今でも祝う理由

苺の誕生日ケーキ

子供たちはすでにすっかり大人になり、それぞれ自分の家庭や生活を築いて自立しています。
親元を離れてずいぶん経ちますが、私にとって子供たちの誕生日は今でも特別な一日であり、毎年欠かさずにお祝いの言葉を贈るようにしています。
周りからは「もういい大人なのに」と笑われることもありますが、親離れ・子離れが済んだ今でも誕生日を大切にしているのには、私なりの大切な理由があるのです。

我が子が生まれた日の色褪せない記憶

子供の誕生日が来るたびに、私は何十年も前のあの日のことを昨日のことのように鮮明に思い出します。

陣痛の苦しみの中でようやく産声を上げた我が子を初めて胸に抱いた時の、あの言葉では言い表せないほどの感動と安堵感。
小さくて温かい命の重みは、私の人生を根本から変えるほど劇的なものでした。
だからこそ、子供の誕生日は単に彼らが一つ歳をとる日というだけでなく、私自身が「母親になった記念日」でもあると感じているのです。

子供たちがまだ幼かった頃は、前日から部屋を飾り付け、彼らが好きなごちそうやケーキを準備をして、プレゼントを隠しておいてサプライズをするなど、一大イベントとして盛大にお祝いをしていました。
アルバムをめくると、クリームを口の周りにつけて満面の笑みを浮かべる幼い頃の写真がたくさん残っています。

そうした賑やかな誕生日パーティーはもう開催することはありませんが、あの頃の楽しかった記憶や、無事に育ってほしいと願った切実な思いは、何年経っても私の心の中で色褪せることなく輝き続けています。

誕生日を思い返すことは、親としての自分自身の歩みを優しく振り返る時間でもあるのです。

成長に合わせた距離感のあるお祝いの形

子供たちが大人になり、自分たちの家庭を持つようになった今、昔と同じような距離感でお祝いはしていません。
お互いが自立した関係を築いているからこそ、過度な干渉にならないようなさりげない形でお祝いの気持ちを伝えるように工夫しています。

例えば、誕生日の朝には必ず短いお祝いのメッセージをLINEなどで送るようにしています。
「お誕生日おめでとう。今年も健康で実りある一年になりますように」といったシンプルな言葉だけですが、それだけでも十分に私の思いは伝わっていることでしょう。
返ってくる「ありがとう、そっちも元気でね」という短い返信を見ると、繋がっている安心感に包まれます。

また、相手の負担にならない程度の実用的なものを少しだけ贈ることもあります。
季節の美味しいフルーツの詰め合わせや、家族みんなで食べられるちょっとした焼き菓子など、相手の生活空間を邪魔しない消えものを選ぶのが私なりのルールです。

豪華なプレゼントや派手な演出はなくても、私たちが子供たちの誕生日を今でも大切に思い、喜んでいることが、彼らの心の支えになってくれたら嬉しいなと願っています。

生きていることへの純粋な感謝として

私が子供の誕生日を祝い続ける最も深い理由は、ただシンプルに「今日まで元気で生きていてくれてありがとう」という感謝の気持ちを再確認するためです。

年齢を重ね、周りでさまざまな健康上の問題や別れを経験するようになると、平穏無事に一つ歳をとれるということが、いかに奇跡的でありがたいことであるかを痛感するようになりました。
だからこそ、せめて年に一度の誕生日の日くらいは、あなたがこの世に存在してくれているだけで十分に価値があり、素晴らしいことなのだと伝えたいのです。

誕生日は、我が子の健康と幸せを無条件に祈る日です。
これからも彼らがいくつになっても、そして私がこの世を去るその日まで、子供たちの誕生日は私にとってカレンダーの中で最も大切で、最も感謝にあふれた一日であり続けると思います。

プロフィール

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  • 性別:女性
  • 自己紹介:セカンドライフについて色々書いていきたいと思っています。

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