わたしには3人の子供がいます。長男は、実家の近くで公務員として働いて、土日には必ず実家の様子を見に来てくれるんです。子供は、あともう二人いますがここでは、海外に在住している長女について紹介いたします。
長女はアメリカ在住
長女は、現在30歳。非常に外交的なタイプで、小学生のころから、学級委員長をしたり、ボランティアに積極的に参加したりしていました。わたしはどちらかというと、人前に出ると緊張してうまくはなせなくなるタイプです。長女の積極性がどこから湧いてくるのか、考えてみたら、夫の性格とそっくりだと最近気づきました。夫は町内会の会長やボランティア活動にインドア派ですが積極的に参加します。定年する前は、会社で営業をしていたので、元々コミュニケーション能力が高いのも理由のひとつでしょう。夫に似て、生まれながらの外交的な性格は、成長するにつれて、世界のさまざまな文化に興味をもつようになりました。大学を卒業してから、バックパッカーとして世界中旅をして、現在はアメリカ合衆国に住んでいます。
海外の方がお相手と聞いて驚いた
長女から結婚の話を聞いたのは、バックパッカー旅行が終わって日本にしばらくいたときです。「紹介したい人がいるのお父さん、お母さん」と突然結婚する相手の方を実家に連れてきたのです。日本では段取りとか、準備または心の準備をしないと、親であっても失礼にあたります。彼女が言うには、「国際結婚して知ったら、反対するから」とのこと。その時は知らなかったのですが、もうすでにその時長女は、身ごもっていたようです。世界中を旅してきた長女ならではやり方だと思いましたが、まさか国際結婚をするとは思っていなかったので、それを聞いたときは一瞬体が宙に浮いた感じがしました。お相手の方は日本語がはなせないものの、好青年。わたしのつたない英語で出身地を聞いてみると、ワイオミング州で、シェールオイルの掘削エンジニアとして活躍しているそうです。長女とは、休暇でフランスにいたときに出会ったそうです。わたしでも、わかるようにゆっくり話をしてくださったのが好印象でした。
そんなフランクな性格に、わたしと夫は、「この人なら長女を任せても大丈夫だろう」と思い二人の結婚をささやかながら、小さな小料理店でお祝いしました。その後アメリカに帰った長女は、1児の母親としてがんばっているようです。たまにスカイプで話をしますが、長女に性格も顔もそっくりです。今度のお盆に帰省するといっていたのでその時が楽しみです!