数年前まで人生80年といわれていましたが、「LIFESHIFT(ライフシフト)」がベストセラー本になり人生100年時代といわれるようになりました。100年生きるとなると時間の使い方が問題になってきます。あまりにも何もせずにいると、健康を維持することが難しくなるからです。そこで、脳の機能を鍛え痴ほうを予防するといわれているハンドメイドに挑戦することにしました。
ハンドメイドは脳トレになる
ハンドメイドには脳の機能を鍛える効果があるといわれています。脳は、13歳から20歳まで成長し、その後は歳をとるにつれて機能が低下していきます。足や手も運動をして筋肉を維持し続けなければ、次第に衰えます。脳も繰り返し使うことで機能の低下を防げるのです。ハンドメイドに数える能力、指先の器用さを保つ、完成した作品をみて脳が楽しむ3つの効果があるそうです。ハンドメイドといえばビーズアクセサリ大を〇個とおして、小さいビーズ、その間にキラキラを入れたりします。繰り返し、ビーズを数えて、ビーズとキラキラを等間隔で配置するときれいなアクセサリーになります。また、ビーズアクセサリをつくるのに針と糸を使います。ビーズの小さい穴や、針の穴に何度も糸をとおす作業が指先の先にあるたくさんの神経を刺激します。さらに、自分でハンドメイド作品をつくれるようになったら、ほかの人に教えることで、コミュニケーションをとれます。教える人が増えれば、自分だけのアクセサリー教室も夢ではありません。ハンドメイドはつくればつくるほど上手になります。わたしも最初は「こんな小さいビーズ上手に縫えるのかな・・・」と不安でしたが、数をこなすうちにスッと針でビーズを拾えるようになりました。
作品の質が安定してきたらフリマアプリで作品を売りたい
現代はインターネットをとおして自分でつくった作品をメルカリなどのフリマアプリで販売できます。ハンドメイド作品を上手に売るには、まず作品の質が安定していなければなりません。偶然上手にできたレベルでは、なかなか売れないでしょう。フリマアプリで有名なメルカリをみると、ハンドメイドの中でも刺繍作品はよく売れているようです。刺繍もアクセサリー作りと変わりません。要は繰り返しです。くりかえすことで、ワンポイントの世界に一つしかない品をつくれます。フリマアプリで作品を売るのに抵抗がある人も少なくないでしょう。しかし、定年後の時間を有意義に使ってお金をいただけたらうれしいのではないでしょうか。