社会とのつながりが減っているシニア
日本は未曽有の超高齢化社会に突入しました。
定年退職し、職場の仲間との連絡も途切れがちになり、子供たちも家を離れ…と、孤独を感じているシニア世代は多いようです。
そのような背景もあり、社会とのつながりが減っているシニアを対象にしたSNSの人気が高まっています。
シニア向けSNSのメリットは、画面が大きくて見やすく操作が簡単なことです。
パソコンの使えない方、スマホ初心者でも簡単に他の人の投稿を見て、自分自身も投稿やコメントをすることができます。
同年代の方たちが集まるので話が合うのもメリットで、気軽に人と繋がれて、興味のある話題や昔話、趣味の話などで盛り上がることができます。
もう一つのメリットは、認知症予防になることでしょう。
SNS上で見知らぬ人とコミュニケーションを取ったり、スマホやパソコンを操作したり、写真や動画を撮って投稿したりと、SNSを始めると新しいことにチャレンジできて活動的になります。
おすすめシニアSNS・らくらくコミュニティ
SNSは利用者同士が交流できるwebサイトの会員制サービスで、インスタグラムやフェイスブックは代表的です。
シニア同士で繋がれば、交流が広がるので非常に便利なツールです。
ところが、文字が小さいし、覚えることも多くて活用できないというシニアが大勢います。
そんなシニアに向けて開発されたのが「らくらくコミュニティ」で、会員数はなんと200万人以上と大規模なシニア向けSNSです。
スマホを持っている方なら誰でも利用できます。
画面が大きいのはもちろん、投稿やコメントの内容を専門のスタッフが24時間、365日体制でチェックしているので、SNS初心者でも安心して使えます。
シニアに人気のポケモンGO
ポケモンGOは、人気のスマホゲームです。
当初は子供や若者向けのゲームでしたが、今やシニア世代に人気です。
現に、2023年夏に万博記念公園でポケモンGOのイベントを行ったところ60代以上のシニア世代が大勢参加し、70代の方もみられるほどでした。
参加者の中には、お孫さんと一緒に参加しているシニアも大勢いたようです。
シニア世代に人気の理由は、操作が単純でスマホ初心者でも楽しめることです。
スマホのGPS機能を利用して街に潜むポケモンを集めるので、行動範囲が広がります。
引きこもりがちだったシニアも、ポケモンを捕まえるために積極的に外に出て楽しんで運動してくれていると評判です。
子供や孫との共通の話題ができ喜んでいる方も少なくありませんし、イベントに参加すれば年代の違う人たちとも友達になれます。
ただ集めるだけでなく、複数プレイヤーで戦うポケモンレイドバトルにも、シニア世代や高齢者の方々の参加が増えています。
特に平日昼間の時間帯は、定年退職した世代の方たちが多いようです。