白髪染めをするかグレイヘアーにするか
以前はまばらに入っていた白髪を染めるだけで済んでいたのに、ふと気がついたら白髪のほうが多くなってしまい、毎回の毛染めが大変になってきました。
美容院に行って染めてもらっても、しばらくすると根元の白髪がくっきりと目立ち始めてしまいます。
こうなってくると、白髪染めを続けたほうがいいのか、それとも思い切ってグレイヘアにしようか迷うところです。
白髪染めは白髪をすっかり隠してくれるとはいえ、髪の毛や地肌へのダメージも無視できません。
毎月白髪染めをしているうちに、髪の毛にハリがなくなってきたり、ボリュームがなくなってきたりします。
それともう一つ悩みのタネなのが、60代くらいになってくると真っ黒な髪の毛はむしろちぐはぐな感じがするということです。
ヘアカラーを楽しむ
ある程度の年齢を重ねたら、真っ黒い髪の毛よりもふんわりとしたヘアカラーを選んだほうが柔らかい印象に仕上がります。
ヘアカラーはグレイヘアよりもおしゃれな感じで、雰囲気も華やかです。
白髪染めからグレイヘアーにいきなり移行すると、急に老け込んだようなイメージを周囲の人にも自分にも与えがちです。
女性というのは、やはりいつまでも若く美しくいたいものですから、できるだけ工夫してシニア世代を楽しみましょう。
ヘアカラーといっても、ピンクやパープルなどの思い切った色は恥ずかしいという女性には、オリーブベージュやミルクティーベージュなどのヘアカラーがぴったりです。
オリーブベージュは赤みが少ないのが特徴で、光線の当たり具合によって繊細な変化を楽しむことができます。
ミルクティーベージュもまろやかで、しかも自己主張の強すぎない色なので、どんな服装にもシチュエーションにもマッチします。
肌映りもいい色なので、お肌をきれいに見せたい方は試してみるといいでしょう。
ブラウン系もナチュラルな仕上がりが期待できます。
ブラウン系ではマロンブラウンやナチュラルブラウンが定番色ですが、ヴァイオレットブラウンを選べば少しあでやかな印象を演出することができます。
陽気でコケティッシュなヘアカラーをしたいというのであれば、ピンクもおすすめの色です。
同じピンク系でもピンクブラウンを選べば目立ちすることもありませんし、かわいい印象になります。
結婚式のお呼ばれなどにも、ピンクブラウンはおすすめです。
グレイヘアにするには過程を大切に
白髪染めからグレイヘアに切り替えようと思うと、毛先の部分に黒髪が残ってしまって時間がかかるものです。
こんな時には、黒髪の部分にハイライトを入れたりカラーを入れたりしてナチュラルにぼかすことが大切です。
ロングヘアの女性は、グレイヘアに完全に移行するまで髪の毛を短めに切ってしまうという方法もあります。