埼玉の所沢は、東京のベッドタウンとして開発されてきました。そのため、さまざまな施設があり所沢市内で買い物が完結できる便利な地域です。所沢に住むメリット・デメリットを惜しみなく紹介してみました。
所沢市とは
都心から30キロ圏内にあり、戦後の開発で発展をしました。所沢は陸の中継地として、鎌倉時代には鎌倉街道の宿街として、江戸時代には、秩父と江戸を結ぶ要所として栄えたそうです。所沢には日本ではじめての飛行場が設置されました。現在入間基地と呼ばれている飛行場です。戦後は残念ながら米軍に接収されてしまいます。部分返還を次第にされ、現在広大な所沢航空記念公園です。戦後初の国産飛行機「YS11」が間近でみられるのも所沢航空記念公園だけです。自然と都会が調和しているのも私が所沢を選んだ理由のひとつです。近くある多摩湖や狭山湖は、避暑地として最適です。
家賃も安く所沢駅周辺は施設も充実している
所沢は、首都東京のベッドタウンにもかかわらず、家賃相場は1DKで5.6万円とかなりお得な価格です。都内では10万越えの物件が半額なので、東京の会社に勤めている人におすすめの地域です。一人暮らしを考えている人は、2万円台から部屋が選び放題なのも所沢のいいところです。また、池袋へのアクセスも西武池袋線で30分くらいで到着します。ベッドタウンとしてはかなりいい立地にあるのが所沢なのです。都内で高くて広い部屋を借りられない人にも所沢は、おすすめです。また、所沢駅東側には病院やコープなどの生活に必須の施設があります。所沢駅西側に行くと、さまざまな飲み屋がある繁華街となっているのです。ダイエーや西友、イオンもあります。ただ、最近治安が悪化して、夜に一人で歩くのはおすすめできません。夜中の外出や帰り道には気をつけましょう。
唯一気になる点と言えば都心部まで出るのに時間がかかる
所沢は自然も多く、駅近くに買い物ができる場所が多数存在するものの、西武池袋線で都内にアクセスしようとすると、快速でも30ほどかかってしまいます。急ぎの用事がある人にとっては場所的に少しイライラするかもしれません。都心へのアクセス時間は所沢駅から、新宿が40分、渋谷が40分、池袋が23分です。(※準急を使った場合)さらに、通勤ラッシュ時は、かなりキチキチにつめこまれて通勤・通学することになります。都内に一気にアクセスしたい場合は準急を使うと通勤時でもそんなに混んでいません。