「シニア起業」という言葉を最近よく見かけるんですけどみなさんご存じでしょうか?夫が主夫をしているので、暇な時間帯にシニア起業について調べているようです。そこで、わたしも話題のシニア起業と始め方などを調べてみました。
夫も気になっているシニア起業とは
シニア起業は、いままで日本の高度成長を支えてきた経験豊かなスキルを持った人々が起業することです。シニア起業が注目されているのには理由があります。人口ピラミッドという図をご存じでしょうか。この図は国立社会保険・人口問題研究所の公式サイトで閲覧できます。2020年の人口ピラミッドによると、40代後半から70代前半の人口ボリュームが多いことに気づくでしょう。このボリュームゾーンの人たちは、現役で働いている人か、定年した人で構成されています。今から少子化へ移行していく日本では、まだ働いていない若年層や企業資金の少ない、層に比べると、働いて預金や定年退職金のあるシニア方が起業することで雇用の促進、起業後の事業存続確立が上がるようです。実際に元銀行員がパン屋さんをしたり、大手広告代理店に勤めていたシニアが開業して、事業が成功した例があります。日本政府がすすめる「人生100年計画」もシニアが起業する理由のひとつのようです。
シニア起業を始めるにはストーリーをかんがえる
シニア起業をするにあたって、日本国内で起こるかもしれないテーマと世界で起きるかもしれないテーマに分けて起業したらこうなるというフィクションを描きます。夫が大好きな松下幸之助を引用させてもらうと、「楽観よし悲観よし。悲観の中にもみちがあり、楽観の中にも道がある」といった感じでしょうか。また、日本は世界に類まれをみない、超高齢化、少子化、社会のリベラル化の3つが同時進行しています。これらの課題をかんがえつつ、10年後、20年後どうなっているのかかんがえて起業するといいかもしれません。さらに、自分が得意とする領域だけで起業すると残念な結果になっているケースが少なくありません。プレイヤーではなく、コントローラーになることがシニア起業には求められるでしょう。マーケティングリサーチなどは現代ではインターネットを使えばだれにでもできるそうです。多少勉強はしなければなりませんが、起業するからには消費者の長期的なニーズを継続的に調べないといけません。社会的問題×ストーリー×消費者のニーズの波に乗ってシニアの力で世界を変えましょう!